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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第96話
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ね。」
ガイウスは考え込み、ユーシスが呟いた言葉に続くようにフィーは静かな表情で答えた。
「最後にこの世界―――ディル・リフィーナにおいて戦闘する際の注意を説明します。」
「?一体どういう事?」
エリゼの話が気になったアリサは首を傾げて尋ね
「――あ。そう言えばそうだったな……」
「リィンはエリゼちゃんが知っている言葉の意味を知っているの?」
ある事に気付いたリィンの様子を見たエリオットは尋ねた。
「ああ。この世界では俺達が住んでいるゼムリア大陸で言う”上位属性”――――時・空・幻属性が有効になるんだ。」
「ええっ!?それってもしかして……!」
「上位属性アーツにも弱点や抵抗があるという訳か。」
「……そう言えば、この世界に来てから旧校舎やリザイラの”領域”、それにノルドの地にてテロリスト達を追い詰めた遺跡で感じていた今までとは異なる”風”をずっと感じてきたな……」
「………………」
リィンの説明を聞いてある事を思い出したアリサは驚き、ユーシスは冷静に呟き、ガイウスは考え込み、エマは真剣な表情で黙り込んでいた。
「それと異世界での戦闘に必ず関係してくる”属性”はゼムリアの時の”属性”と違って、抵抗や弱点も違うから少々厄介よ?」
「?どういう事、サラ。」
サラ教官の言葉が気になったフィーは首を傾げて尋ね
「今、その属性に関する事の資料をお配りします。」
エリゼはリィン達にディル・リフィーナにおける属性の弱点、抵抗が書いてある資料を配った。
「今まで聞いた事の無い属性ばかりだな……」
「”火炎”は火属性、”冷却”は水属性、”電撃”は風属性、”地脈”は地属性だと推測できるのですが……」
資料を読んでいたマキアスは不思議そうな表情をし、エマは戸惑いの表情で呟き
「言葉からして”暗黒”は闇、”神聖”は光を想像できるが……まさか時属性と空属性の事なのか?」
考え込んでいたユーシスはプリネ達を見つめて尋ねた。
「はい。”暗黒”は時属性。”神聖”は空属性です。」
「ちなみに幻属性はこの資料だと何の属性になるのだ?」
ユーシスの質問にプリネは頷き、ラウラはユーシスに続くように尋ねた。
「幻属性は”万能”属性ですね。」
「えっと……それじゃあこの世界にいる間は幻属性――――”万能属性”を主体に攻めた方がよろしいのでしょうか?サラ教官に弱点がわからない敵に関しては万能性がある上位属性で攻めた方がいいと習いましたし。」
「良い所に目を付けたわね。でも残念ながら、その万能属性に抵抗を持っている属性もいるわよ?」
ツーヤの答えを聞い
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