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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第95話
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いですね。」
エリゼの答えを聞いたリィンは驚き、セレーネは目を丸くした後苦笑し
「つくづく思ったが”ブレイサーロード”は非常識の塊だな。」
「女神の魂を宿したり、そんな凄い存在に恩を売っていたりとか、とても僕達と同じ”人間”とは思えないぞ………」
「まさに”人外”だね。」
「アハハ……私達、一生に会えるかどうかわからない程の凄い方と出会っていたんですね……」
呆れた表情で呟いたユーシスの言葉にマキアスは疲れた表情で頷き、静かな口調で呟いたフィーの言葉に苦笑しながらエマは頷いた。
「しかし話を聞く限りプリネとツーヤは学院に来る前から相当の修羅場を経験しているようだな?」
「多分、命をかけた修羅場もわたしとも比べものにならないくらい経験しているね。」
「”リベールの異変”の解決の貢献をした事だけでも十分凄いのに、その”影の国”とかいう訳のわからない所にまで巻き込まれて帰って来れたんでしょう?」
「フフ、オレ達の為に二人の入学を頼んだオリヴァルト皇子につくづく感謝しないとな。」
「凄いです、お姉様!わたくしもお姉様のような凄いドラゴンになれるように頑張らないと!」
ラウラとフィーは興味ありげな表情で疲れた表情をしているアリサと共にプリネとツーヤを見つめ、ガイウスは静かな笑みを浮かべ、セレーネは尊敬の眼差しでツーヤを見つめ
「フフ、あたしは大した事はしていないよ。」
「ええ、私はエステルさん達と違って大した事はしていませんよ。少しだけ手伝っただけですから。」
仲間達に興味ありげな表情で見つめられている二人はそれぞれ苦笑していた。
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