暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
外伝〜鉱夫達の救出〜後篇
[3/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ーテル―――カノン!!」

その瞬間ティータの導力砲から凄まじい導力エネルギーが解き放たれ、敵を飲み込んだ!

「…………!」

最大限に溜めこんだ導力エネルギーを解き放つティータのSクラフト―――エーテルカノンを受けた敵は大ダメージを受けたが未だに戦闘続行の様子でいた為、エステル達に反撃する為に溜めの構えで力を溜めていた。



「ふえっ!?ま、まだ倒せないの……!?」

「気を付けて!何か大技をするつもりよ!」

敵の行動を見たティータは驚き、アーシアは仲間達に警告した。

「―――ならば大技を放つ前に倒すだけだ!―――吹き飛べぇっ!!」

するとその時レオニダスはマシンガントレットを振るった事によって発生した凄まじい衝撃波を地面を走らせて敵に命中させて怯ませた後、その巨体に似合わない凄まじいスピードで突撃した!

「ここからが本番だ……ディザスター―――――アーム!!」

敵に突撃したレオニダスが敵にマシンガントレットを突き刺すと同時に大爆発が起こした!

「――――――!!??」

そしてダメージに耐えきれなかった敵は断末魔を上げて消滅した!



「や、やっつけた……!?」

「うん………どうにかね。」

「ほっ……や、やっと終わった〜。」

「中々歯ごたえのある相手やったな。」

「フッ、ちょうどいい運動になったな。」

「もう魔獣の気配もない……ケリがついたみたいね。」

「そ、そうだ!リッジさんは!?」

魔獣達を撃破した事に仲間達が安堵している中リッジの容体が気になったエステルはリッジに視線を向けた。



「どうやら疲れて気を失ったみたいだね。」

「でも、早く町へ連れて帰らないと……」

「ん、そうだね。」

「では、鉱夫さんと合流して地上に戻りましょう。」

「ええ、行きましょう。」

導力停止現象に端を発したマルガ鉱山の危機はこうして無事に終結を迎えた。鉱夫達と無事を喜び合い、彼らを地上へと脱出させた後……リッジを町へと送り届けるため、事件の報告に向かう鉱山長と共に一路ロレントを目指すこととなった。



〜遊撃士協会・ロレント支部〜



「―――なるほど、そんな事が。一歩間違えばひどい結末を迎えていたかもしれないわね。」

エステル達からマルガ鉱山での出来事の報告を受けたアイナは安堵の表情で溜息を吐いた。

「ああ、俺達が助かったのはここにいる姉ちゃんたちのお陰さ。前に助けてもらったときは危なっかしく感じたもんだが……今日は落ち着き払ってて別人を見てるみたいだったぜ。」

「え?そ、そうかな……べ、別にそんなに変わってないと思うけど。
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ