外伝〜ジェニス王立学園解放作戦〜
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ようと行動し始めたその時なんとカンパネルラがエステル達の前に現れた!カンパネルラが登場すると、エステル達は警戒して後退した。
「あ、あんた……!」
「廃坑に現れた……!」
「……カンパネルラか。」
「ウフフ、ごきげんよう。君たちが学園に突入するあたりから見物させてもらったけど……。いや〜、これが面白いの何のって!まさかあのタイミングで飛び入りの役者が登場するとはねぇ。」
「ピュイ?」
カンパネルラに視線を向けられたジークは首を傾げ
「ウフフ、飛び入りの役者と言えば君もそうだねぇ?彼女達と共に君が学園に突入する所を見た時は本当に驚いたよ♪君がリベール入りしている理由や君と彼女達は水と油同士の関係なのに、何故彼女達に力を貸したのか凄く気になるねぇ?」
「クク、私がリベール入りをして遊撃士共に力を貸した理由はお前達でも絶対に予想できないとだけ言っておく。」
興味ありげな様子のカンパネルラに視線を向けられた銀は口元に笑みを浮かべて答えた。
「カ、カンパネルラ様……。助けに来てくれたんですね?」
その時ギルバートはカンパネルラが救援に来たと思い、明るい表情でカンパネルラに問いかけたが
「……ねえ、ギルバード君。僕、王家の姫君を掠えなんて命令した覚えないんだけどなぁ?」
「ッ……」
カンパネルラの静かな問いかけに息を呑んで黙り込んだ。
「そりゃあ、現場には現場の判断があるからね。あんまり細かいことを言うつもりはないんだけどさ。……でも、それで失敗したら意味ないよね?」
「ひっ……ひいッ……」
カンパネルラの冷笑を見たギルバードが後ずさったその時カンパネルラは指を鳴らした!すると炎がギルバートを包んだ!
「ひああああッ……!?」
「な、なんなの!?」
「炎の舌……。ルシオラが使うのと同じ攻性幻術の一種か。」
「うふふ、さすがに彼女ほど上手くはないけどね。でも、これくらいなら操れる。」
突然の出来事に驚いているエステルの疑問に答えたヨシュアの推測にカンパネルラが答えると、炎の勢いがさらに増し、ギルバートを吹き上げた!
「うわあああああああッ!!!?」
「ま、ギルバート君の道化っぷりもなかなか愉しませてもらったし。今回だけは死なない程度のお仕置きで勘弁してあげようかな。」
「……ううう………」
カンパネルラが幻術を中断した事で地面に落ちたギルバートが呻いたその時、カンパネルラとギルバートは炎に包まれて消えようとした。
「ちょ、ちょっと!?」
「ま、また逃げるの!?」
「あはは、まあ今回は申し訳なかったと謝っておくよ。
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