一章
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ていた。そしてその中心地。見世物の正体は複数の男だった
「どうしてこーんなゴミくずが人間の食事をするところにいるのかなあ〜」
「ゴミはゴミで地に這いつくばってろ」
残酷な言葉。しかしそれを止めるものはおらず、むしろ、そうだそうだとけしかけるものの方が多かった。そんなことおかまいなしにゼロの仕事は進む。その最中ふとその言葉の対象者が目にはいり、ゼロの仕事は一時中断した
「なんとかいったらどうだ?汚れた堕ち人め!!」
堕ち人と呼ばれた人はすっと男たちに向き直った。赤髪を揺らした美しい女。凛としたその佇まいにゼロは小さく笑った。
その女性は恐れていないのだ。複数の男性にも自らが見世物になってることにも。そしてそれを証明するかのように彼女は言った
「馬鹿じゃないの?堕ち人だから、ここにいるんでしょ」
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