暁 〜小説投稿サイト〜
酒がない!
1部分:第一章
[2/2]

[9] 最初 [2]次話
わけ切実な問題だった。それは輸出入に関わっている物達も同じだ。その彼等にしても死活問題だった。
「ロシアの酒を輸出するのも外国から輸入するのもな」
「ああ、我々にとって重要な収入源だぞ」
「それが全部なくなったら」
「ロシアの貿易は壊滅するぞ」
「しかも酒が飲めないで仕事ができるか」
 彼等もこう言うのだった。
「酒を飲まずしてだ」
「ロシア人は動けないんだぞ」
「それでどうして禁酒なんだ」
「訳がわからないぞ」
「こんなことは許されない」
 そしてだった。彼等は動いたのだった。

[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ