暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1316話
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ドウミラーに欲しい人材なんだよな。
 円や美砂が俺の恋人としてシャドウミラーに来はしたが、それでも桜子との付き合いがなくなった訳じゃない。
 事実、俺が知ってる限りでも頻度はそんなに多くないが、結構会って遊んだりしているらしいし。
 そんな風に考えていると、台所の方から鍋を持ったマリューが姿を現す。

「さて、食事の用意も出来たしそろそろ食べるとしましょうか。今日はアクセルが好きなカレーよ。勿論トッピングは沢山用意したから、好きなだけ食べてね」

 先程から香っていた特徴的な、それでいて食欲をそそるこの匂いはやっぱりカレーか。
 マリュー特製のカレーを楽しみに、椅子に座らされたハルカやエリナ、そして俺達の前にはカレーの入った大きな――パスタを茹でるような大きさ――鍋が置かれ、より食欲を増進させる。
 同時にトッピングとして大量の一品料理がテーブルに並べられていく。
 トンカツ、チキンカツ、ビーフカツ、メンチカツ、コロッケ、エビカツ、イカカツ、アジフライ、サンマフライ、牡蠣フライ、唐揚げ、春巻きといった揚げ物から、ゆで卵、コーン、ツナ、ボイルされたイカやエビを始めとした各種シーフード、アスパラやタケノコを始めとした各種野菜、福神漬け、ラッキョウ等々。他にも多数。
 正にカレーパーティと呼ぶに相応しいだけの料理の数々。
 他にもサラダとして、野菜サラダ、ポテトサラダ、海草サラダ、ゴボウサラダ、シーフードサラダ等々。
 テーブルの上には、隙間が殆どなくなるくらいに無数の料理。
 どこぞの国では食べきれない料理が出て、それを残すのが美徳となっているらしいが、俺の家では似ているようで違う。
 ここにあるのは全て食い尽くすのが普通なのだから。
 勿論食うのは殆ど俺になるだろうけど。
 あまりの料理の数々に唖然、呆然としているハルカとエリナに対し、レモンが口を開く。

「さ、食べましょうか。詳しい話に関しては食べながらでもいいでしょう?」

 その言葉に皆が頷き、カレーパーティとでも呼ぶべき食事が始まる。……いや、この家だとこれが普通の食事風景であって、特別にパーティとかそんなんじゃないんだけどな。
 ちなみに、エリナもハルカも日系企業のネルガルで働いてるだけあって、カレーライスは普通に食べる。
 実は米を主食にしている国ってのは、世界的に見てそんなに多くないんだよな。
 ヨーロッパとかだと、米は野菜の一種って認識だし。
 だから、実はカレーライスを出されても俺達の認識だと総菜だけ出ていて主食が何も出てないと感じる者も多い。
 ……まぁ、レモンやコーネリア、マリュー、スレイ、シェリルといった面々は今では普通に米を食ってるけど。
 あやか達従者組は出身が日本なので全く問題なしだし。
 そんな風に食事をしながら、最初は簡
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