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異世界に呼ばれたら、魔法が使えるようになりました。
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る。
僕はレイアに、
「この魔物はこの海域でよくいる魔物かな」
「いえ、聞いたこともありません。それにこんな魔物は見たことがありません」
レイアが呆然としたように僕に告げる。
ではこの魔物は一体何なのか。
攻撃は先手必勝である。
僕はそう思って即座に、先ほど使った風の“魔法結晶石”を取り出した。
「こんな事もあろうかと思って、事前に“ニートナ備忘録”を読んでおいてよかった」
そう僕は呟いたのだった。
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