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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第90話
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けですから……少なくとも100歳は超えているはずです。」
「ええっ!?」
「ひゃ、100歳!?」
「………………」
ツーヤの説明を聞いたエリオットとアリサは驚き、マキアスは驚きのあまり口をパクパクしていた。
「そ、そう言えばペテレーネ神官長は”神格者”だったな。”神格者”ならそれだけ歳を取っていても若いままでもおかしくないな。」
「”神格者”?」
「お兄様、その”神格者”とは何なんですか?」
苦笑しながら言ったリィンの言葉が気になったアリサは首を傾げ、セレーネは尋ねた。そしてリィンとツーヤは”神格者”について説明した。
「か、神様の力を貰って不老で、寿命では絶対に死ななくて永遠に生き続ける人間って……」
「ひ、非常識な……」
”神格者”の説明を聞いたアリサは表情を引き攣らせ、マキアスは疲れた表情をし
「あれ?えっと……まさかとは思うけど、プリネも凄い歳を取っているって事はないよね?」
ある事に気付いたエリオットは表情を引き攣らせて尋ね
「フフ、大丈夫ですよ。プリネさんは正真正銘20歳ですから。」
エリオットの質問にツーヤは微笑みながら答えた。
「という事はペテレーネ神官長は80歳代にプリネを産んだ事になるよな……?」
「あはは……僕達の常識ではありえないね。」
「永遠の若さを保って生き続ける存在か……一人の女としてちょっと羨ましいわね。」
ある事に気付いて表情を引き攣らせて呟いたマキアスの言葉を聞いたエリオットは苦笑し、アリサは羨ましそうな表情をした。
「そう言えばセレーネはあまり驚いていないようだけど……」
「わたくしですか?わたくし達ドラゴンにとっては100年なんて、大した年月ではありませんから、そんなに驚く事ではないかと。わたくしとお姉様がいた世界で、わたくし達―――アルフヘイム王家に仕えている爺やも2000年は生きていると聞いていますし。」
リィンに尋ねられたセレーネは首を傾げて答え、幼い姿をしているセレーネの口から出たとんでもない答えを聞いたツーヤを除いたリィン達は全員冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた。
同じ頃プリネはB班のメンバーに実習地の説明をし始めていた。
「―――それでは私達が向かう実習地――――”メンフィル王公領セルノ・バルジア統合領”の中心都市に当たる”レティカ”について説明しますね。」
「よろしく頼む。」
「ん。」
「お願いします。」
一方B班のメンバーはプリネから説明を受けようとし、プリネの言葉にガイウスやフィー、エマは頷いた。
「”統合領”だと?」
「まさか……元は他国だった
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