暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜アリサの決意〜(4章終了)
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頷いたエリゼを見たリィンは戸惑いの表情をしたがすぐにある事に気付き

「フフ、シャロンさんには姉様との鍛錬で疲れた兄様の疲労回復の為の薬を紅茶に混ぜて欲しいと頼んだ所、快く引き受けてくれましたよ?」

「………………(何でそんなあからさまにわかりやすい嘘をあっさりと信じるんですか、シャロンさん!?)」

微笑みながら答えたエリスの言葉を聞いたリィンは心の中でシャロンに指摘した。



(うふふ、絶対わかっていたでしょうね♪……っと、その前にまずはいつものように邪魔者が入らないようにしないとね♪)

(ふふふ、あのメイドは話がわかる方ですからね。)

ベルフェゴールはからかいの表情になった後結界を展開し、リザイラは静かな笑みを浮かべ

「フフ、どうやらベルフェゴール様も空気を読んでご丁寧に結界まで展開してくれたようですね……」

「邪魔者も来ませんから、たっぷりと私達がどれだけ兄様を愛しているか、改めて教えて差し上げますね、兄様♪」

そして姉妹はそれぞれ下着姿になってリィンに迫り

(俺の味方はどこにもいないのか……!?)

姉妹に迫られたリィンは表情を引き攣らせ、姉妹はリィンを押し倒した後ある行為を始めた!



2日後―――



〜第三学生寮〜



2日後、いつものように学院から帰ってきたリィンは自分の部屋のポストを調べた。

「あれ……手紙が入っている。一体誰だ……?エリゼとエリスはこの間会ったばかりだし……」

ポストの中に入っている手紙に気付いたリィンは首を傾げて手紙を裏返して宛名を調べた。



アルフィン・ライゼ・アルノール



「…………………………………え”。」

宛名を確認したリィンは石化したかのように固まった後呆けた声を出し

「えええええええええええええええええええええええええええっ!?」

やがて我に返ると大声を上げて驚いた!



後に帝都内のメンフィル帝国軍の投入はメンフィル帝国の”善意”で、侵略行為のつもりは一切ない事が報道された。他国が”善意”で軍を投入するというエレボニア帝国の警備の不甲斐なさで市民達にエレボニア帝国軍に不信感を抱かせない為に情報局は全力で情報規制や操作に当たった。



しかし観光旅行に来ていた遊撃士のエステル達が避難誘導や傷ついた市民達の手当て等をした事の報道規制や情報操作はメンフィル帝国も許さず、ありのままを報道する事になり……結果、何故遊撃士協会が帝都から支部を撤退させたのかが市民達の最大の疑問になり……その事を知ったオズボーン宰相は2年前の猟兵団による遊撃士協会各支部の爆破事件の原因の一つが猟兵団を市内に潜入させたエレボニア帝国軍の失態である事に気付か
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