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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜新たなる恋敵(ライバル)の誕生〜
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セドリック皇子は呆け、レーグニッツ知事は苦笑しながら見守っていた。
「ね、ねえ……今のアルフィン殿下の発言ってどう考えても……」
「ああ……”そういう事”だろうな。」
一方その様子を信じられない表情で見守っていたエリオットの言葉に表情を冷や汗をかいて表情を引き攣らせているマキアスは頷き
「フッ、どうやら本当に
瓢箪
(
じょうだん
)
から駒になったようだな。」
「フフ、もしこの事をエレボニア貴族達が知れば全員仰天するだろうな。」
「よかったな、リィン。オレは応援しているぞ。」
「フフ、みんなで仲良くできるといいですね。」
ユーシスとラウラ、ガイウスは静かな笑みを浮かべ、セレーネは微笑み
「リィン、逆玉の輿?」
「フフ、どうなるでしょうね?」
首を傾げたフィーの言葉にエマは微笑み
「ふふっ、アルフィン皇女からとっておきの”お土産”を貰ってよかったわね♪というか、リィンの事だからアルフィン皇女の今の行動や発言に込められた真意も気付いていないんでしょうね♪」
サラ教官はからかいの表情になった口元をニヤニヤさせてリィンを見つめ
「フッ、それどころか懲りずにまだ増やし続けるのではないか?」
「レ、レーヴェ……」
「今の状況を考えると、洒落になっていませんよ……(というか、セレーネまで……ううっ、大切な妹が多くの女性に好かれている男性が好きだなんて複雑な気分……リィンさん、セレーネを泣かしたら許しませんよ……!)」
静かな笑みを浮かべて呟いたレーヴェの言葉にプリネとツーヤはそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた後疲れた表情で溜息を吐いた後殺気を纏ってリィンを睨み
「……!?」
(ツ、ツーヤ………)
ツーヤの殺気に気付いて背筋が寒くなったリィンは戸惑いの表情で周囲を見回し、ツーヤの様子に気付いたプリネは苦笑していた。するとエリスとアリサがリィンに話しかけて来た。
「に・い・さ・ま〜〜〜〜??」
「リ・ィ・ン〜〜〜〜??」
「だ、だから何でそこで俺を責めるんだよ!?」
膨大な威圧を纏って怒気をメラメラ燃やし続けて微笑むエリスとアリサに見つめられたリィンは慌てたが
「「全部、
兄様
(
リィン
)
が悪いのです(よ)!!」」
「すみません………(ううっ、理不尽だ……)」
エリスとアリサに怒鳴られ、何が原因で怒られているのか理解できていないにも関わらず、反射的に謝った。
後にアルフィン皇女がリィンにキスをした件についてエリスから知らされたエリゼは3日後にリィンに頼まれていた鍛錬をする事を名目にエリスと共に士官学院を訪問した。
〜3日後・トールズ士官学
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