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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第83話
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ロリスト達はエリスとアルフィン皇女に銃をつきつけてどこかへと連れて行き

「エリス、皇女殿下……!」

「貴様ら……!」

「フフ、それでは我々は一足先に失礼させてもらおう。―――お前達!ここにいる全員を喰い殺せ!」

ギデオンは魔獣達に指示をした後テロリスト達の後を追って行った。



「くっ……負けないよっ!」

「―――大型魔獣2体。戦闘パターンは分析済み。」

「Z組A班、全力で撃破する!」

「おおっ!」

そしてリィン達は戦闘を開始し、協力して魔獣達を撃破し、そしてギデオン達が向かった大穴に急行して調べた。



「くっ……!」

「時間が惜しい……!追いかけるとしよう!」

テロリスト達が既に遠くへと去った事にリィンは悔しがり、ラウラは真剣な表情で言い

「?はい、ツーヤですが……―――ファーミシルス大将軍!状況を報告します!…………」

ARCUSとは別に持っている通信器の通信の音に気付いたツーヤは通信相手に現状を伝えていた。



「父さん!血が出てるじゃないか!」

「掠り傷だ……問題ない。それより……お前も殿下達を……!」

「くっ……わかった……!」

レーグニッツ知事の言葉にマキアスが唇を噛みしめて頷いたその時パトリックがかけつけてきた。

「ま、待ちたまえ……!僕も助太刀させてもらうぞ!」

「パトリック……いや、あんたにはできればここを守って欲しい。」

「まだ外には大型魔獣や人形兵器もいるし、知事さんも怪我してるからね。」

「だ、だが……」

リィンとエリオットの頼みにパトリックは判断に迷ったが

「僕からも頼む……!君の腕だったら安心だ!」

「くっ……引き受ければいいんだろう!」

マキアスの言葉を聞き、悔しそうな表情で頷いた。



「決まりだね。」

「よし……行くぞ!」

「知事閣下、鉄道憲兵隊への連絡をお願いします……!」

「ああ……任せたまえ……!」

「セレーネは知事閣下を含めたクリスタルガーデン内にいる負傷者達の傷を癒してくれ!」

「はい!どうかお気をつけて!」

そしてリィン達はセレーネを残して大穴の中に飛び込み、テロリスト達が残した足跡を追い始めた。



〜ヘイムダル国際空港〜



一方その頃、空港ではメンフィル帝国のVIP達の護衛に派遣されたバルヘイム宮の近衛兵達が魔獣や人形兵器達に苦戦している中、メンフィル兵達は次々と迅速に戦闘配置についた。

「大将軍!右翼の部隊、戦闘配置完了しました!」

「同じく左翼の部隊も、戦闘配置完了です!」

「わかったわ。―――総員!
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