第89話
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しての情報を聞いたジンは気を引き締めた。
「うん……確かに。誰と当たるかは判らないけど気合を入れるしかないわねっ!」
そしてエステル達は控室に向かった。
〜グランアリーナ・選手控室〜
控室に入るとそこには使い魔達を召喚したプリネ達がいた。
「あ、プリネ。」
「あら、みなさんもこちらの控室だったんですか?」
プリネがいる事にエステルは驚き、プリネは尋ねた。
「うん。…………それにしてもプリネ達がここにいるって事はもしかしたら、明日の決勝戦で戦うかもしれないわね。」
「フフ、そうですね。その時はお互い、全力を出し合ういい試合にしましょうね。」
「うん!」
プリネとエステルが会話でもりあがっている所、試合開始のアナウンスが入った。
「皆様……大変長らくお待たせしました。これより武術大会、本戦2日目を始めます!早速ですが、本日最初の第五試合のカードを発表します。南、蒼の組―――カルバード共和国出身。武術家ジン以下4名のチーム!北、紅の組―――遊撃士協会、グランセル支部。クルツ選手以下4名のチーム!」
「来たっ!しかもカルナさんたちが相手だわ!」
「……強敵だね。僕たちが、ジンさんの足を引っ張らないようにしないと……」
クルツ達が相手と知ったエステルは目を輝かせ、ヨシュアは気を引き締めた。
「そう慎重になることはないさ。お前さんたちの実力はじゅうぶん正遊撃士に迫ってる。後は勝とうという気合いだけだ。」
「うんっ!」
「頑張ります!」
「フッ……。いざ行かん、戦いの園へ!」
「みなさん、頑張って下さい!」
「がんばってね、みんな!」
「勝利を……祈っています………」
「ま、せいぜい頑張りなさい。」
プリネ達の応援の言葉を背に受け、エステル達はアリーナに向かった…………
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