原作開始編 開始前の平穏
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無事波乱万丈なヨーロッパ編を潜り抜け人間的にも聖遺物の使徒的にも多少なりとも成長を遂げた俺、櫻井空は
「やっぱり布団は至高だ……」
干したての布団で横になっていた、気持ちいいじゃんねー
「うん………お休み「させると思いますかソラ?」ちくしょう…後一歩だったのに」
昼寝をしようと思ったらロスヴァイセに邪魔された……
「いいですか!昼間から何もせずにゴロゴロしているとロクな大人になりませんよ!」
いつもの如く説教が始まろうとしたが
「いや…それこの家の奴に言えるよね?」
うっかり口を滑らせてしまった!
「確かに……いや……でも……だから私には……彼氏が……いやあああああ!」
頭を抱えて錯乱してるロスヴァイセを見て、やっちまった!と後悔していると
「何よ〜?こっちは時差ボケ直ってないんだから朝から騒ぐのは辞めてよね〜」
目をこすりながら部屋のドアを開けて出てきたのはルサルカだ
あれから我が家には家族?居候?が増えた
幸い住む部屋はあるし衣服は持ってきていたので困らなかったので万歳だった
そしてダーインスレイヴなのだが……本当に槍に取り込めた…これで黒円卓の聖槍に不治の呪いに吸血の呪いが加わった……チートになってるよー
そして現在
俺たちは完全にニート的な生活を送っていた
俺は部屋で今までの分を取り戻すかのように爆睡、ゲーム、漫画と自堕落な生活
ルサルカは早速部屋を工房に改造して魔窟のようにしているし
ロスヴァイセは日本国の勉強の為に部屋に籠ってた
フェン?ちゃんと散歩してるよ?
オーフィスは最近家を開けることが多くなった、何故だろうな?
「空ー!早くなさい!ロスヴァイセが錯乱してるのよ!私の影でも抑えられない!」
「嘘だろ!」
そんな事よりも今は錯乱しているヴァルキリーを何とかせねばと思い二人の方へと歩を進めた
此処ではない何処か
「さぁーてやっと原作か長かったね〜頑張ってよー櫻井空君」
女神は満面の笑みで装置のボタンを押すとブーーーーーという低いブザー音がなる
それは舞台の開幕を告げる号砲だった
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