8部分:第八章
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なのよ」
優の言葉は今度は陰陽道のものだった。
「見える場所が陽なら見えない場所は陰」
「そういうことなの」
「そう。陰陽全てやってこそよ」
言葉は真面目である。
「よく覚えておくことね」
「はあい」
こうして何時の間にか自分のお説教に向けてしまう優だった。そうして未来はそのうえでまた仕事をするのだった。そして姉の話を聞いた後でどうなったかというと。
「うわ、そんなところまで」
「ちゃんとお掃除してるのね」
また二人が言う。何と教室の窓の縁まで丁寧に拭き取っているのである。
「凄いっていうか何か」
「レベルアップしてない?」
「お姉ちゃんに言われたのよ」
その窓の縁を丁寧に拭きながらまた語る。
「見えないところまでやってこそ完璧だってね」
「うわ、流石優さん」
「見事ね」
「そう思う?よく考えてみたらよ」
そのお説教の後で気付いたことをここで二人に話すのだった。
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