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デビルシスター
7部分:第七章
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て食ったけれどな」
「俺だってだよ」
 誰もがはじめて食べるものだったのだ。
「しかし食ってみるとな」
「だよな」
「美味いぜ、これ」
 男連中はそれぞれ言い合う。そうしてそのうえでさらに食べていく。未来のトルコ料理は大好評で彼女はこれでかなりの有名人になったのだ。
 そしてその結果。彼女を好きになったバスケ部の格好いいのができた。彼は言うのだった。
「あのさ、よかったら」
「何?」
「またトルコ料理食べたいな」
 照れ臭そうに笑って言ってきた。
「よかったら。僕だけにって・・・・・・駄目かな」
「そんなの簡単よ」
 未来には断る理由はなかった。そして断るつもりもなかった。

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