6部分:第六章
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の子はやっぱり料理に惹かれるからね」
「絶好のチャンスじゃない」
「そうね」
言われて乗り気になってきた。そうしてさらに目を動かしたうえで顔を明るくさせてまた言うのだった。
「私いまのところ和食と中華とイタリアできるし」
「あとハンバーガー得意だったわよね」
「サンドイッチもね」
そういうものを作るのはかなり得意なのである。
「フレンチはお金がかかるからあまりだけれど」
「けれどそれでも一通りできるじゃない」
「そしてそこにトルコ料理」
二人の言葉は指摘するようになり実に明るい。
「いいじゃない。もう無敵よ」
「ほらほら、待望の彼氏ゲット」
「そんなにうまくいくかしら」
しかし未来はここで弱気にもなるのだった。
「そんなに。いく?」
「少なくとも何もしないよりずっとましよ」
「そうよ。人間まず動いてからよ」
二人で未来に話すがその口調は相変わらずとても能天気である。
「動かないと何にもならない」
「だからトルコ料理もね。身に着けて損はないわよ」
「何か今のところお姉ちゃんばかり徳してるけれど」
彼女が作ったトルコ料理のおかげで優は映士の仲はさらに発展している。もう二人は結婚すら話し合っている。それはあくまで彼女だけで未来は今だ何もなしであった。
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