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戦国異伝
第二百五十四話 決着その四
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抜くとだ、後ろから倒れた。
 百地は元就と戦っていた、老齢とは思えぬ風の様な動きで攻めていたが。
 元就はまずだった、百地の跳んで来たその足に。
 一太刀浴びせた、それは彼の左の踵を切っていて。
 舟に降りた百地は動けなくなりだ、そこにだった。
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