暁～小説投稿ｻｲﾄ～:英雄伝説～運命が改変された少年の行く道～（閃Ⅰ篇）第78話

暁～小説投稿ｻｲﾄ～

英雄伝説～運命が改変された少年の行く道～（閃Ⅰ篇）

第78話
[3/5]

「なっ！？」

「ええっ！？あ、貴女はリ、リフィア皇女殿下！？ど、どうしてこちらに……」

「まあ、貴女があの……フフ、歓迎いたしますわ、リフィア殿下。―――申し遅れました。わたくしはエレボニア皇女、アルフィン・ライゼ・アルノールと申します。以後お見知り置きを。」

リフィアの登場にオリヴァルト皇子は目を丸くし、リィンとエリスは驚き、アルフィン皇女は目を丸くした後上品に微笑んで会釈をした。

「ハア……一体何をしているんですか……」

「リフィアお姉様、一体何故帝都にいらっしゃったのですか？」

一方ツーヤは疲れた表情で溜息を吐き、プリネは呆れた表情で尋ねた。

「うむ！明日余達が来るこのヘイムダルがどのような所なのか、興味があってな！下見に来たのだ！」

「し、下見って……」

「どう考えても皇女がやる事じゃないぞ……」

「皇女としてやることが滅茶苦茶すぎ。」

リフィアの説明を聞いたエリオットとマキアスは表情を引き攣らせ、フィーは呆れた表情でリフィアを見つめた。

「やっと会えたね、プリネ♪ケガや病気とかしていないよね？」

「エヴリーヌお姉様。フフ、心配して下さってありがとうございます。おかげさまで、元気に学院生活を送らせてもらっています。」

そして転移魔術で現れたエヴリーヌに背後から抱きつかれたプリネは苦笑しながら答え

「エヴリーヌ……まさか、かの”魔弓将”か！？」

「い、一体どうなっているのよ……！？」

エヴリーヌの正体を察したユーシスは驚き、アリサは混乱した様子でリフィアとエヴリーヌを見つめた。

「ハッハッハッ！さすがはリフィア殿下とエヴリーヌ君だ。今の登場で雰囲気が一気に持っていかれたよ♪」

「フフ、お兄様のお話通りの愉快な方達ですわね。」

その様子を見ていたオリヴァルト皇子は声を上げて笑い、アルフィン皇女は微笑み

「姫様……」

オリヴァルト皇子の言葉に賛同しているアルフィン皇女の様子を見たエリスは呆れた表情で溜息を吐いた。

「それで今まで何をしていたのですか、リフィアお姉様、エヴリーヌお姉様。」

「うむ。下見兼観光として帝都内を見て回っていたのだがな……途中からエリゼに追いかけられて、帝都中を逃げ回っていたのじゃ！」

「帝都中を逃げ回った鬼ごっこ、疲れたけどわりと楽しかったよ。」

「ね、姉様が殿下達を……！？」

「エ、エリゼ……」

プリネの質問に答えたリフィアとエヴリーヌの話を聞いたエリスは驚き、リィンは冷や汗をかき

「に、逃げっ……！？」

「て、帝都中を逃げ回った鬼ごっこって……」

「そういう方達なんですよ…

[8]前話 [1]次 [9]前最後最初 [2]次話

※小説と話の評価する場合はログインしてください。

[6]

[0]目次に戻る

暁～小説投稿ｻｲﾄ～
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ

2024 肥前のﾎﾟﾁ