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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第77話
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。どうかよろしくお願いしますね?」
リィン達の反応を面白そうに見ていた金髪の少女――――アルフィン皇女は上品に会釈をした後リィン達に微笑んだ。その後リィン達はアルフィン皇女の手配によって、用意された紅茶を楽しみながらアルフィン皇女とのお茶会を始めた。
「もう、エリス。悪かったから機嫌を直して。ちょっとしたお茶目じゃない。」
アルフィン皇女は怒気を纏って自分から視線をそらしているエリスに話しかけ
「……知りません。兄たちに話がおありならご勝手にどうぞ。」
話しかけられたエリスは未だ怒気を纏い続けて答え、その様子を見守っていたリィン達は冷や汗をかいた。
「ふう……まあ、それはともかく。プリネ姫、また会えましたわね♪」
「フフ、なるほど。あの時、”近い内にまた会いましょう”と仰っていたのはこの事だったのですね。」
アルフィン皇女に微笑まれたプリネは苦笑し
「ええ♪そしてそちらの方がかの”蒼黒の薔薇”の君で有名なツーヤさんですわね♪噂に違わぬ凛々しさと美しさですわね。」
「―――お褒めに預かり光栄です、アルフィン皇女。我が名はツーヤ・ルクセンベール。以後、お見知り置きをお願いします。」
笑顔で自分を見つめるアルフィン皇女にツーヤは会釈をした。
「そしてそちらの小さなお客様はどなたかしら?”Z組”の方ではないようですけど……」
「わたくしはセレーネ・アルフヘイム。ツーヤお姉様の妹で、リィンお兄様にお仕えしている”パートナー”のドラゴンです。」
「!?……………………」
(うっ……!)
「まあ……貴女のような可愛らしい方が伝説の”竜”ですか。俄かには信じ難いですが、今の話は本当ですの?ツーヤさん。」
セレーネの自己紹介を聞いたエリスは驚いた後ジト目でリィンを見つめ、エリスの視線に気付いたリィンは唸り、アルフィン皇女は目を丸くした後ツーヤを見つめた。
「ええ。セレーネはあたしと違って竜としての力はまだまだ未熟ですから、竜化はできませんが。」
「そうなんですか……ふふっ、貴女のような可愛らしい方なら、竜に変化してもきっと可愛らしいお姿になるのでしょうね。」
「フフ、竜として”成長”して機会があれば、わたくしが竜になった姿をお見せしてさしあげますね。」
アルフィン皇女に微笑まれたセレーネも微笑みを返して答えた。
「ええ、楽しみにしていますわ。――――ユーシスさん、ラウラさん。お久しぶりですね。お元気そうで何よりです。」
「……殿下こそ。ご無沙汰しておりました。」
「ふふ……お美しくなられましたね。」
「ふふ、ありがとう。……でも、ラウラさんとはこの学院でご一緒できるかと
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