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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第77話
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緒に行動しているんだよ。」
「……?わかりました、あの方ならお客様が一人増えた所で気にしないでしょうし。」
「ありがとうございます。」
そしてリィン達はエリスと共に女学院の中に入り、エリスの先導によって進んでいた。
〜聖アストライア女学院〜
「お、男の方……!?」
「あの制服……どこかの高等学校かしら?」
「”トールズ士官学院”ですわ!以前、わたくしのお兄様が通っていましたもの……!」
「まあ、あの皇族ゆかりの……!?」
「平民の方も入学されているそうですけど……」
「ラウラ様……!……ラウラ様だわ……!」
「なんて凛々しい……まさかこちらに転入を!?」
「あの黒髪の女性は……もしかして”蒼黒の薔薇”の君!?」
「それに隣にいる夕焼け色の髪の方は”姫君の中の
姫君
(
プリンセスオブプリンセス
)
”で名高いプリネ姫……!」
「なんと可憐な方……!」
「もしかしてお二人ともこちらに転入をされるのでしょうか………!?」
「あの金髪の方……公爵家のユーシス様!?」
「はぁ、あの背の高い男性は異国の方なのかしら………」
「小柄で紅茶色の髪の方は何とも可愛らしいというか……」
「あの銀髪の娘さんもとても愛らしいですわねぇ。」
「黒髪の男性の隣で歩いている銀髪の女の子はどちらの家の方なのかしら?まるでアルフィン殿下を見ているみたいですわ……!」
「あの金髪の女性は………どこの家の方なのかしら?」
「眼鏡の女性は……その、羨ましすぎるスタイルですね。」
リィン達が女学院の中を歩いていると、女学院に通う女学生たちがそれぞれ興味ありげな表情でリィン達を見つめて会話をしていた。
「うう、これはキツイな……」
「フン、あの程度の囀り、流せばいいだけだろうが。」
疲れた表情をしているマキアスにユーシスは呆れた表情で指摘し
「あはは……みんな興味津々みたいだね。」
エリオットは苦笑していた。
「ふふ、でもラウラやプリネ、ツーヤはさすがに人気があるわね。」
「ふむ、慕ってくれるのは光栄なのだが……」
「ああいう憧れの目で見られても困るんですよね……」
「ハア……」
アリサの指摘を聞いたラウラは考え込み、プリネは苦笑し、ツーヤは疲れた表情で溜息を吐き
「セレーネは平気そうだな……」
「フフ、わたくしは人に注目される事はなれていますので、平気ですよ、お兄様。」
目を丸くしているリィンに見つめられたセレーネは微笑みながら答え
「そう言えばセレーネは王族だから、慣れていてもおかしくないね……」
「
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