第85話
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……オリビエさん、大丈夫かな?」
エステルの行動にヨシュアは呆れながらエステルを責め、ミントはオリビエが吹っ飛ばされた方向をチラチラ見て、尋ねた。
「……インパクトをずらして派手に吹き飛ばしただけだもん。大したダメージじゃないわよ。」
「フフフ……。エステル君の……照れ屋さん……」
エステルの言葉に答えるかのように、オリビエの声が店の中から聞こえて来た。
「……確かに大丈夫そうだね。」
「オリビエさんって、凄く頑丈なんだね〜。」
オリビエの言葉を聞いたヨシュアは脱力し、ミントは珍しいものを見るかのような目でオリビエが吹っ飛ばされた方向を見て、言った。
「ほらほら、人捜し再開。グズグズしてないでとっとと大使館に行くわよ。あ、ミントははぐれないためにあたしと手を繋ぎましょうね。」
「はーい!」
(……なんで僕だけ怒られるんだろう?)
エステルの理不尽さにヨシュアは訳がわからず、首を傾げた。そしてエステル達はジンを探して、共和国大使館に向かった…………
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