24話 ご褒美は嬉しいものである。
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無事に北欧勢力の元に帰れた俺はオーディンの爺さんに直談判しようと思い、部屋へと向かう途中の事だ
「おい待て人間」
目の前に現れたのは目つきの悪いイケメンだ
「誰?」
「俺はロキ、貴様がオーディンが言っていた……」
「櫻井空、櫻井一族」
「なるほど……貴様がフェンリルを倒したのか……そうは見えんな」
「そうですか?人は見かけに寄りませんよ?」
今急いでんだから要件言えや、早く帰って自分の部屋のベッドで寝たいし、日本食を食べたいんだよ
「かもな、まぁ良い要件を話そうか、フェンリルを頼む」
神様でも、なんやかんやで親なんだな…
「別にお前に言われなくても解ってる」
「それさえ聞ければいい、あともう一つ…フェンリルを倒した勇気ある人間に報酬を」
そう言ってロキが取り出したのは一振りの鞘に収まってる剣だった
「剣……?」
鞘から抜こうとするとロキから
「それはダーインスレイヴ、名前くらいは聞いた事があるだろう」
「あぶねぇ!」
慌てて抜く前に何とか抑えたのちにロキを睨む
なんつうもの渡してくれてんだ!そこは聖剣とかじゃないの!よりにもよって魔剣を渡すかな??
「それはオリジナルと違い俺が直々に黒小人に打たせた特注のものだ特殊な魔法を使っているから貴様以外には扱えん」
「それはありがとう!でも伝承通りなんだよな?」
「そうだ血を吸う魔剣、癒えない傷を与える剣でもあるな」
何でこうも問題になりそうなものばかり俺のところに舞い込むのかな??
もはや呪いだ…….本当に……
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