第66話
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”剣聖”に迫る剣の使い手との事だったが……戦略眼や先を読む能力も”剣聖”に迫るかもしれんな。お前も”自分と同じ存在である”王子殿下を少しは見習ったらどうだ?」
オリビエの話を聞いたミュラー少佐は重々しい様子を纏って呟いた後オリビエを見つめた。
「ハハ、他人の真似をした所で”本物”と比べられて、”本物”の凄さを思い知らされるだけだし、第一そんなのはボクらしくないだろ?」
「……少なくても”自分の立場”を理解して将来の為に行動なされている事については見習って欲しいのだがな。」
オリビエに問いかけられたミュラー少佐が顔に青筋を立てて呟いている中、オリビエは空を見上げた。
(今度、相見えた時にはお互い敵同士というわけだ。くれぐれも”結社”ごときに遅れを取らないでくれたまえよ。)
そしてアルセイユは”翡翠の塔”に向かって行った………
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