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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第69話
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”に伝えておいて♪」
「…………わかりました。本人には伝えておきましょう。」
「ふふっ、よろしくね。」
静かな表情で頷いたクロチルダは微笑んだ後その場から去って行った。
「はああああ〜……っ。雑誌で見るより何倍も綺麗だったねえ……!」
「うむ……さすがに本物は違うな……!」
クロチルダが去った後溜息を吐いたエリオットの言葉に頷いたマキアスだったが
「―――ってああ!?結局サインをもらい損ねた!?」
ある事に気付いて心底後悔した様子で声を上げた。
「……残念だったね、それは。」
「そんなにもあの人のサインが欲しかったんですか……」
マキアスの反応を見たフィーとツーヤは呆れ
「……しかし、大した女性だな。単に容姿が美しいだけではなく、相当な器の広さを感じた。」
ラウラは感心した様子でクロチルダが去った方向を見つめた。
「ああ、そんな感じだったな。”蒼の
歌姫
(
ディーバ
)
”ヴィータ・クロチルダか……はは、俺も何だかファンになっちゃいそうだ。」
(む。今のは聞き捨てならないわね〜?私達やエリゼ達がいるのにまだ足りないのかしら♪)
(ふふふ、今の言葉を妹君達に伝えたらどのような反応をするのか
見物
(
みもの
)
ですね。)
考え込みながら呟いたリィンの言葉を聞いたベルフェゴールは興味ありげな表情をし、リザイラは静かな笑みを浮かべた。
「あれ?そういえばさっき、クロチルダさん、去り際にツーヤに伝言して行ったけど……」
「確か”レオン”という人物に向けて時間ができたら是非会いに来て欲しいみたいな事を言っていたよな……?……ん?レオン……って、まさか!?」
ある事が気になったエリオットの疑問を聞いて考え込んだマキアスは驚きの表情でツーヤを見つめ
「も、ももも、もしかしてレオンハルト教官の事!?」
エリオットは混乱した様子で尋ねた。
「た、多分そうだと思います。レーヴェさんとクロチルダさんがどんな交友関係なのかは知りませんが…………」
真剣な表情の二人に尋ねられたツーヤは戸惑いの表情で答え
「ううっ、レオンハルト教官とクロチルダさんがどんな関係なのか凄く気になる………!」
「レオンハルト教官の性格だと二股はありえないと思うから、恋人の可能性はないとして…………クッ、どんな関係なのか思いつかない……!学院に戻ったらレオンハルト教官にすぐに確かめよう……!」
「うん……!それでレオンハルト教官にクロチルダさんのサインがもらえるように頼み込もう……!」
「ア、アハハ…………」
そして興奮した様子で会話するマキアスとエリオットの様子を見たツーヤは冷や汗をか
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