変な名前をつけるのはやめるんだにゃ!
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にゃが輩は野良猫である。名前は無い……にゃが輩は今、紅い館の前にいるにゃ
そして、にゃが輩の前にはこの館の主が……
「scarlet二世じゃない! どこにいってたのよ!」
ダサい名前をつけるなにゃ! 一つ言っておくにゃ。にゃが輩はこの少女の飼い猫じゃにゃい
「フッー!」
「おー嬉しいのね。咲夜ぁ!」
この少女はにゃにを勘違いしてるにゃ?
「呼びました? あ……猫」
このいきなり出てきた女はこの館のメイドだにゃ。 にゃぜかにゃが輩のことを親の敵を見る目でいつもみてくるにゃ
「にゃ!」
「いや、『よ!』みたいな感じで来られても……」
にゃ、あんまり好評じゃにゃいにゃ
「うー。scarlet二世、私とも遊ぶわよ!」
「にゃ」
「なによ! 遊びたくないの?!」
「にゃー」
にゃ、泣き出したにゃ。そろそろ別の場所に……
「……帰らせませんよ? お嬢様を泣かせた罪は重い」
あ、メイドがキレたにゃ。早く逃げるにゃ!
◇猫逃走中
にゃ、にゃが輩は野良猫で……である。な、名前はにゃい。
にゃんとか逃げ延びたにゃ。まさか時間停止を使われたときは諦めかけたにゃ。
にゃほん。さてここは……
「お、猫じゃないか」
遮られたにゃ……にゃほん。遮った女は三途の川の船頭 小野塚小町だにゃ。小町の上司には会いたくにゃいから行くかにゃ
「にゃー」
「お、もう行くのかい。気を付けなよ」
小町も後ろから来ている上司には気を付けるにゃよ?
「にゃあ」
次はどこに行くかにゃあ。
つづく
野良猫が去ったあと小町が上司に叱られたのは言うまでもない。
野良猫手帳
永遠に紅い幼き月
名前 レミリア・スカーレット
能力 運命を操る程度の能力
完全で瀟洒な従者
名前十六夜咲夜
能力 時を操る程度の能力
三途の水先案内人
名前小野塚小町
能力距離を操る程度の能力
小町の上司
名前???
能力???
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