第70話
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えて来た注意の声にエステルは図星をさされたかのような表情をした後、ミントを諭した。
「あれ、ちょっと待って………今の声って………………………。」
ミントを諭した後、エステルは湯気の向こう方聞こえた声の主を思い出した後、目をこらして湯気の向こうを見た。すると湯気は晴れ、そこにはヨシュアが温泉に浸かっていた。
「……………え。………………………………………………………………………………………」
「あ、ヨシュアさん。」
「やあ、エステル、ミント。お先に入らせてもらってるよ。はは……この格好だとさすがにちょっと照れるね。」
ヨシュアを見て、エステルは口を開けたまま放心した。
「露天風呂って広くてお星様が見えて素敵だね、ヨシュアさん!」
「ハハ、そうだね。」
「………………………………………………」
ミントとヨシュアが和やかに会話をしている中、エステルは放心の状態から戻らなかった。
「ママ?どうしたの??」
「えっと、その……。こういう状況で黙られると落ち着かないんですけど……」
エステルの様子にミントは首を傾げ、ヨシュアはエステルの様子を見て居辛そうに言った。
「え、う、あ……。きゃあああああああああああ!」
ようやく我に返ったエステルは旅館全体に響き渡るほどの声を上げ、旅館の女将から注意をされた……
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