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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第68話
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こに何があるかくらいは把握しておきたいかも。」

「そうですね……いざという時に地形を把握していなければ不味いですし。」

「ああ、依頼をこなしつつ”導力トラム”なんかも使って一通りの街区に行ってみよう。各街区の案内はマキアスとエリオットに任せていいか?」

メンバーの意見に頷いたリィンは帝都の地理に明るいマキアスとエリオットを見つめた。

「ああ、引き受けよう。」

「さすがに広すぎるけど……出来る限りやってみるよ。それと、夕飯は姉さんが用意してくれるみたいだから。」

「ああ、一通り片付けたらもういちど訪ねるか。―――範囲も広いし、さっそく実習活動を開始するぞ。」

「心得た。B班に負けぬよう、精一杯の力を尽くすとしよう。」

そしてリィン達は実習課題を片付ける為に行動を開始した。
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