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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第65話
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落ち着いて、ツーヤ。というか、ツーヤが怒っている所なんて、初めてみたわ……」

「……さすがにここまで露骨な事をされたら、温厚な性格をしているルクセンベールでも怒って当然だな。」

顔に青筋を立てて口元をピクピクさせながらサラ教官を見つめて意見するツーヤの様子を見たプリネは冷や汗をかいて戸惑いの表情でツーヤを諌め、ツーヤの様子を見たレーヴェは呆れた表情でサラ教官に視線を向け

「た、確かに言われてみればそうですよね…………?」

「ツーヤの場合、最初の実習の時からずっとだからはこれで4連続になるよね……?」

「………ツーヤもリィンと同じように期待されているという事ではないのか?」

ツーヤの話を聞いたエマとエリオットは冷や汗をかき、ガイウスは不思議そうな表情をし

「うぐっ。ツーヤに苦労をかけていた身としては大変申し訳ない気分だよ…………」

マキアスは唸った後疲れた表情で溜息を吐いた。



「〜〜〜〜〜♪〜〜〜…………」

一方リィンとツーヤに見つめられたサラ教官は二人から視線を外してわざとらしく口笛を吹いて答えを誤魔化し、その様子を見たアリサ達は冷や汗をかいて呆れ

「「―――口笛を吹いてごまかさないでください!」」

リィンとツーヤはジト目でサラ教官を見つめて指摘した。



こうして……ラウラとフィーが互いに壁を作っている状態が治らない中、ついに”特別実習日”が来た…………!
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