1部分:第一章
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団体もこの豚たちのことは一向に言わないのが実に不思議なことである。
「その時にさ。わざと見つけないっていうのはどうかな」
豚のうちの一匹が言うのだった。
「僕達がさ。わざと見つけないっていうのは」
「あっ、それいいね」
「確かにね」
また言い合う彼等であった。
「僕達が見つけないと結局どうしようもないからね」
「そうしようか」
「そうだね」
こうして彼等の方針は決まったのだった。そうして次の日だった。彼等はまた今日も人間に連れられて森に入った。その森の中に入る時口に覆いをされている。トリュフを見つけても彼等がそれを食べないようにとしているのだ。これも愛護団体は何も言わない。
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