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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜可憐な姉妹の想い〜前篇
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とは手紙には一言も書いてありませんでしたよね??」
「そうですね。私はベルフェゴール様が女性である事はプリネ姫達のリウイ陛下への報告からリフィア殿下の経由で知りましたけど、兄様はベルフェゴール様が女性である事は今までの手紙に書いていなかったですよね?」
ベルフェゴールに微笑まれたエリスはベルフェゴールのまさに”絶世の美女”と言ってもおかしくない整った容姿や肌や豊満な胸を存分に見せつけている服装を見て固まった後エリゼと共に膨大な威圧を纏ってリィンに微笑み
「す、すまん。書き忘れていたんだ。」
二人に微笑まれたリィンは冷や汗をかきながら答えた。
「うふふ、エリゼ達の様子からするとご主人様はエリゼ達にリザイラの事は教えていないのかしら?」
一方3人の様子を面白そうに見ていたベルフェゴールはリィンに尋ね
「ベ、ベルフェゴール!」
尋ねられたリィンは表情を青褪めさせた状態で慌てた様子でベルフェゴールを見たが
「……兄様?」
「まさかとは思いますが……他にも契約している方がいらっしゃるのですか?」
「うっ…………」
エリスとエリゼに微笑まれ、表情を引き攣らせた。
「ふふふ、家族に私の存在を黙っているとはご主人様も人が悪いですね。」
するとリザイラが静かな笑みを浮かべてリィンの傍に現れ
「リ、リザイラ…………」
現れたリザイラを見たリィンは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせて恐る恐る妹達を見た。
「我が名はリザイラ。”精霊王女”です。ご主人様の事が気になり、共に連れていって欲しいと申し出た所、快く受けて下さり、こうして共にしています。」
「伝承で出てくる精霊の王族―――リザイラ様、ですか。」
「に・い・さ・ま〜?これは一体どういう事ですか?リザイラ様の事を今まで黙っていた件も含めて、全て説明してもらいますからね??」
その後リィンは二人にベルフェゴールとリザイラの事を説明した。
「…………なるほど。お二人のような伝承の存在と言ってもおかしくない方達がいつも兄様を守って下さっている事に関しては妹として心から感謝いたします。」
ベルフェゴール達の事情を聞き終えたエリスは頷いた後膨大な威圧を纏ってベルフェゴールとリザイラに微笑み
「うふふ、どういたしまして♪」
「ふふふ、”ご主人様を守っている事に関しては”という言葉が少々気になりますね。」
(た、頼むからこれ以上余計な事を言うのは止めろよ……!)
微笑まれたベルフェゴールはからかいの表情になり、リザイラは静かな笑みを浮かべ、その様子を見ていたリィンは大量の冷や汗をかいて二人に念話を送った。
「それでま
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