突然の別れ
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フ「ニブル…僕たち家族だよね…家族ならずっと…一緒…だよね…」
ニブルの様子から不安になりいつもより弱気で体は震えていた。それに気づいたのかニブルはゆっくりと自分の体へと引き寄せた
ニ「あぁ…我とフブキは家族だ…我は常にフブキと共にいるから心配するな…」
フ「うん…おやすみ…なさい………スゥ〜…」
それを聞いて安心したのかすぐに寝息が聞こえてきた
ニ「あぁ…我とフブキは常に一緒だ…」
ニブルはフブキが眠ってからも寝ているフブキに向かって同じことを言いながら頭を撫でた
フ「ん〜…えへへ…おか〜…さん…」
ーーーーー翌日ーーーーー
フブキはいつもよりよく眠れニブルの住み処だった洞窟の穴からは日の光が差していた
フ「ん〜…ふぁ〜…」
寝ぼけ眼を擦りながらいつもと違う違和感にフブキは気づいた
フ「ニブル?…あれ?ニブル…っ!?ニブル!!」
回りを見渡すけれどニブルの姿がなかった
フ「ニブル何処!?何の冗談!?それとも僕をからかっているの!かくれんぼなんて僕はもうしないよ!出てきてよ!ニブル!!!」
何度読んでもニブルの声も臭いも無くなっていた。それで少年はニブルがここにはいないと言う事実を強制的にわからされてしまった
フ「うっ…うぅ…ニブル…出てきてよ…僕を一人にしないって言ったじゃん…家族は一緒だって…うぅ…グスッ…ニブルゥゥゥゥゥ!!!!」
少年しかいない雪山にその声は響き渡っていた連れてこられてから5年がたったのかな?僕も14歳になったニブルにはまだまだ子供扱いされるけど…でもしょうがないよねドラゴンだもんね。と考えていると
ニ「フブキよ、修行の方はどうだ?強くなったか?」
フ「うん!だいぶ上達したよ!見てみる?♪」
ニ「では、見せてもらおうか」
そういうことで僕の目の前に僕より何倍もある大きさの岩が置かれた。
フ「フフフ…見ててね!それじゃあ行っくよ〜!!」
フ「氷竜の咆哮!!」
僕は岩に向かって滅竜魔法を放った。その岩は凍り付いてしまう完全に凍りついたのを確認したそして…
フ「うわっ!!」
大声を出したとたん凍り付いていた岩は粉々になってしまった。
フ「ふふん♪どう?ニブルちゃんとできたでしょ♪」ドヤァ
ニ「あぁ…ちゃんと見てたぞ…すごいじゃないか」
フ「えへへ♪僕もちゃんと成長してるんだから子供はもうやめるんだね♪わかった?」
ニ「ああ…わかったよ…フブキはもう立派になったよ…一人でも大丈夫なぐらいに…」
フ「どうしたの?ニブル?」
フ(ニブルの様子が変だな〜何か悪いものでも食べたのかな?)
ニ「今日はもうこれぐらいにするぞ暗いからもう眠れ…我が子よ」
フ
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