外伝〜漆黒の剣士、ジューダスの軌跡〜
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「!!!……………え?い、”一度目の死”………?」
ジューダスの話に目を見開いて驚いたマリアンだったが、”一度目の死”という訳のわからない話を聞いて戸惑った。
そしてジューダスはマリアンに決して誰にも知られていない自分の”真実”を語り始めた。
リオンが死に、リオンが”友”と認めた男スタン・エルロンを始めとした『ソーディアン』の”素質”を持つ者達――――『ソーディアンマスター』と彼らに同行して力を貸していた仲間達によって世界が救われて数十年後、レンズに蓄積された人々の『幸福になりたい』という思念によって、具現化された神――――フォルトゥナが降臨した。
しかしフォルトゥナは完全な降臨ができなかった為己の分身たる存在を作り、レンズを集めさせて完全な降臨をしようとしていた。
そして分身の一人であり、リオン達の世界の宗教団体では”聖女”と崇められている女性――――エルレインの力によって、リオンは蘇らせられ、協力するように要請されたがリオンは一切協力はせず、世界を放浪していた。
そんなある日、リオンは自分が”友”と認めた男であり、バルバトスによって暗殺されたスタン・エルロンとその妻であり、リオンの実の姉でもあるルーティ・カトレットの息子―――カイル・デュナミス、そして一人残されたルーティが経営している”デュナミス孤児院”の出身でカイルと血の繋がった兄弟も同然の家族関係であるロニ・デュナミスと出会い、カイルには名を名乗らない自分に『ジューダス』という名を名付けられ、カイルに名付けられたその時から『ジューダス』としてスタン達の意志を継ぐカイルとロニを見守る事を決めた。
最初は陰でカイル達を見守っていたジューダスだったが、様々な偶然が重なりカイル達の仲間となった。
カイル達の仲間となったジューダスは後に人々を救う為に歴史をも改変しようとするエルレインの野望を阻止する為にカイルや自分と同時にカイルとロニの仲間になったもう一人のフォルトゥナの分身体である”聖女”リアラ、リアラの力で時代を超え、様々な事情により仲間になったナナリー・フレッチ、ハロルド・ベルセリオスと共に未来、改変、過去と時を超えた戦いを幾度も続け、最後にはエルレインを倒し、更には完全な降臨を果たし、カイル達との戦いに敗れて消滅したエルレインの”歴史をやり直す為に一度世界を滅ぼす”という意志に同意して世界を滅ぼそうとしたフォルトゥナを倒し、カイルがフォルトゥナを生み出す元となったレンズを破壊した事によってエルレイン同様フォルトゥナと同一の存在であったリアラは消滅して歴史が修正され、その際にエルレインによって蘇らせられたジューダスは歪められた歴史から消えた。時空間を永遠に彷徨うか”リオン・マグナスとして2度目の死
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ