第57話
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。実は、メイベル市長からいい物を貰っておるんじゃよ。竜事件の報酬とは別にな。」
オリビエの質問にルグランは笑いながら答えた。
「市長さんから……いい物?」
そしてルグランはエステルに何かのチケットを渡した。
「ずばり、南の湖畔にある”川蝉亭”の特別チケットじゃ。お前さんたち全員が3日ほどタダで泊まれるぞ。」
「ほ、ほんと!?」
「おお……。さすがは名高きボース市長だ。」
「ふふ……先輩らしい心遣いですね」
「えとえと、それって……。みんなでどこかに出かけてお泊まりするってことですか?」
ルグランの話を聞いたエステルは明るい表情で驚き、オリビエとクローゼは感心し、ティータは嬉しそうな表情で尋ねた。
「ふふ、そうよ。ヴァレリア湖畔にある眺めのいい宿屋さんでね。お酒も料理も美味しいし、舟遊びとかも出来ちゃうわよ?」
「わぁ……!」
「うふふ、一時の休暇を過ごす場所として最高の場所ね♪」
「ほう……そのような場所があるのか。」
「ふむ……そいつは中々良さそうだ。」
「ヘッ、確かにあそこならいい気分転換にはなるかもな。」
「フフ………楽しみですね。」
「疲れを癒すには最適でしょう。」
「うんうん!どうせだったら思いっきり羽根を伸ばしちゃおう!」
「―――失礼しますわ。」
エステル達が休暇について話し合っていたその時メイベル市長がマリアンを伴ってギルドに入ってきた。
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