第58話
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悪な顔で笑い、立ちあがって後ろの壁にあるスイッチを押した。すると壁の一部が動き、隠し部屋が出来た。
「ファンゴ、ブロンコ!エサの時間だ、出てこい!」
ダルモアが叫ぶと、隠し部屋から何かの足音が聞こえて来た。
「な、なんなの……」
「獣の匂い……!」
エステルとヨシュアは隠し部屋から歩いて来る何かを警戒した。そして隠し部屋から2体の4足巨大魔獣が現れた!
「「グルルルル………」」
「な、なんだああッ!?」
巨大魔獣を見てナイアルは驚き
「ま、魔獣ううううう!?うーん……ブクブクブク……」
「こ、公爵閣下!?」
魔獣を見て気絶したデュナンにフィリップが駆け寄った。
「信じられません……。魔獣を飼ってるなんて……」
クローゼはダルモアを険しい表情で見て言った。
「くくく……。お前たちを皆殺しにすれば事実を知るものはいなくなる……。こいつらが喰い残した分は川に流してやるから安心したまえ。ひゃ―――――――はっはっはっ!」
「く、狂ってやがる……」
狂ったように笑い叫ぶダルモアにナイアルは後ずさった。
「ぐるるるるるぅ……」
「……うるる……………」
2体の巨大魔獣は唸りながらエステル達に襲いかかる態勢になった。
「こ、こんな屋敷の中で魔獣と戦うことになるなんて……」
「でも、これで現行犯として市長を逮捕することができる。」
「あなたたちに恨みはないけれど……。人を傷付けるつもりならば容赦はしません!」
そしてエステル達と2体の巨大魔獣の戦いが始まった………!
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