第50話
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「き、君たちは……!」
「エ、エステルさん!」
そこにエステル達が近づき
「君は一体………」
ジューダスに気付いたレイスはジューダスに視線を向けた。
「手伝いに来たわ!誰か下にいるのね!?」
「マ、マリアンが……。マリアンがわたくしをかばってこの瓦礫の下に……!」
「!!!」
「このくらいだったら1人で持ち上げられるだろう。ちょいとそこから離れてくれ。」
「あ、ああ……」
「た、頼みます。」
ジンの言葉に頷いた市民達は瓦礫から離れ、そしてジンは瓦礫の下に手を入れた。
「……フンッ!」
そしてジンは瓦礫を持ち上げた!
「マリアン!?」
「無事か!?」
瓦礫の下にいたマリアンを見つけたメイベルとジューダスは声を上げ
「う……あ……メイベル様……私……想い出し…………エミリオ………やっと……た………今度こそ…………一緒………」
所々傷を負って血を流しているマリアンはメイベル市長に視線を向けて呟いた後、ジューダスに気づくとジューダスに視線を向けて優しげな微笑みを浮かべたがすぐに気絶し
「!!!馬鹿………な……!?」
(そ、そんな!?本物のマリアンだなんて!?一体どうなっているんですか!?)
マリアンが呟いた言葉を聞いたジューダスは目の前のマリアンが自分が知る人物と同一人物である事を悟り、目を見開いた。
「おお、生きてるぞ!」
「ああ、マリアン!!」
「オリビエ!マリアンさんを運ぶのを手伝って!レイスさん!マリアンさんの傷を治す為にソフィを呼んできて!」
「フッ、任せておきたまえ。」
「了解した。」
そしてエステルはオリビエと協力して、マリアンを瓦礫から少し離れた場所に運び、レイスはその場から離れ
「僕はまた……守れなかったというのか……」
ジューダスは顔を俯かせて呟いていたが
(坊ちゃん!諦めるのはまだ早いです!今はマリアンの傷を回復してあげる事が先決です!)
「!!ああ……!今、治してやるからな、マリアン!」
シャルティエの念話を聞いて顔を見上げた後レンズに光を集め始めているシャルティエを抜いた。
「へっ!?い、一体何を……!?」
ジューダスの行動に気付いたエステルが戸惑ったその時
「ヒール!!」
シャルティエの柄に嵌められてあるレンズが光り、マリアンの傷を回復した。
「おお、傷が……!」
「ソフィと同じようにオーブメントを使わずにアーツを使っただと……!?」
「ま、まさか貴方がジューダスって人??」
傷が治まっていくマリアンの様子にオリビエは驚き、ジュー
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