暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
番外編 〜夢、虹、宴、IF〜
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。こんなやつが素晴らしいなんて言ってくれてな。君、名前は?オレは蒔風舜ってんだ」


「僕は、安達明日夢です。よろしく蒔風さん」


蒔風は彼が最主要人物に近い・・・いやもう一人の主人公だとは知らない。


「そうか、医者になりたいのか」

「はい、前は違う道もあったんですけど」

「ま、それが君の夢なら、願い続け、頑張るんだ。そうすれば叶うさ」

「なんか・・・ありがとうございます。初対面なのにこんな話聞いてもらって」

「なぁに、願いなんてんなら、オレの領分。難しいものからくだらないことまでなんでも相談にのるぜ」



そして30分後、二人は別れた。


「さて、帰りますかね」

あんな奴がいるんだ
世界はやらせないぜ?




明日は決戦だ











【うたわれるもの】〜道中にて〜


「カミュちー、こっちー」

「もー、ムックル速いよー。あとマイカゼさんも速すぎ!」

「遅れちまうぞー!」


現在、ハクオロの眠るオムカミヤムカイに向かっている道中。
一旦休憩を取っている場所の近くの森の中で、アルルゥ、カミュ、蒔風の三人が入っている。
なんでもハチミツの匂いがしたとアルルゥが言うので、採りに来たのだ。


「あった」

「えっ、どこどこ?」

「ありゃぁ、結構高いな〜」


三人が見上げると木の上に蜂の巣があった。
あんなとこのハチミツの匂いがわかるって・・・・・


「じゃ、採ってくるね♪」


カミュが飛び上がり、蜂の巣の前まで行く。
そこでうまくやってハチミツをゲットし、降りてくる。


猛スピードで



「逃げてぇ〜(°□°;)」

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウン

その後を黒い塊が追いかけてきた。

「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「ムックル、走って!」

「ごめんなさーーーい!」



そうして走って行くと、湖が見えた。

「みんな、飛び込め!」

「ムックルは水苦手なんだよ!?」

「じゃ、ムックルは頑張って逃げてくれ!飛び込んでも構わないけどね!!」

「ムックル、行く!」

「ヴォ!?」

「アルちゃん、鬼・・・・」

「さすがエルルゥさんの妹・・・・」


ザッパァン!


三人と一匹が飛び込み、蜂がその上を二、三回旋回し、去っていく。
ちなみにハチミツは湖の側の茂みに置いたので無事だった。


「うぅびしょ濡れ・・・」

「ムックル、大丈夫?」

「ヴォフ・・・・」

「みんないいか?ちょっとこっちに・・・・ふっ、圧水!」


パシャン


蒔風が圧水で服やム
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