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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
龍騎 〜願いのカード〜
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龍騎の手に再びカードが。
そのカードにはすべてのライダーの紋章が描かれていた。




---FINAL VENT---



「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

龍騎がモンスターの尾に飛び乗り、打ち上げられ、モンスター自身も飛びあがる。
そして龍騎の両足の裏をその両腕でたたき付け、同時に二龍が炎を吐きかける!!!!


空中で反転し、蹴りの体勢となり、龍騎が二人にジェノサイドライダーキックをぶちかます!!!!!




「おおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああ!!!!」



「な・・・・・ぐ、ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!」

「ハハハハハハハッハハハハハハハハハッハハハハハハハハ!!!最高の祭りだあああああああああああああああああ!!」


ドンッ!!!!カァァァァァァ・・・・・ドギャガガガガッガガガガ!



震動と轟音が、一瞬で世界を支配した。

爆発が起こり、半径三十メートルが吹き飛ぶ。
その中で「奴」は消滅し、王蛇とリュウガのベルトは砕け、消えてしまった。


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「はぁぁ、これで・・・・大丈夫なんですか?」

「そうですね。「奴」はこの世界から消えました」

「で、こいつどうする?」

「しるか」


足元には完全に伸びてしまっている浅倉が転がっていた。


「こいつもう記憶はなくなってんだっけ?」

「「奴」がいなくなったから、もう記憶はないっすね」

「このままほっとくか?」

「まあ、それでいいかな」

「蒔風は行くのか?」

「行ってきますかね。あ、ミラーワールドは完全に閉じられたわけではありません。微妙なほころびがまだあります」

「だがそれも徐々に閉じていっているんだろ?」

「なら俺達でなんとかしようぜ!!」

「相変わらず・・・・うるさい奴だ・・・・」

「なんだよ、やっと人を守るためだけに戦えるんだから、いーじゃねーかよ!」

「ほら、蒔風も、行くならさっさと行け。そして厄介事を追っかけるんだろ?」

「そうですそうです。では、これで」


[Gate Open---KAMEN RIDER RYUKI]



蒔風がゲートをくぐり、次の世界へと向かうことになった


そして三人も、その場を去った。


最後には一人の男がぶっ倒れていた。


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