暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
龍騎 〜願いのカード〜
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時間は戻り、「奴」VS蒔風&龍騎



《Strike Vent》


「奴」がカードをベントインし、ストライクベントを発動させる。


「あああああああああ!!!!!圧水砲!!!!!」

ぶしゅぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!


ストライクベントから噴き出してきた黒炎。
それに蒔風が圧水砲を放ち、相殺させる。

炎と水がぶつかり、猛烈な勢いでその場を水蒸気の白で覆い尽くした。

そしてその霧の中から、龍騎が切りかかる。
しかし「奴」は魔導八天で弾き、一回転してからの後ろ回し蹴りを側頭部にぶち当てる。

そこに蒔風が風林火山で霧を吹き飛ばしながら突っ込んできた。



「一気に視界が良くなったね!!!」

「ぬかせや、切り刻むぞ!!!風林火山!!!!」

ギギィン!!!


「奴」をはじき、離れたところで

「鎌鼬切演武、単・撃!!・・・剛(ごう)!!!!」

ゴッ、バキャキャキャ!!!!


蒔風が、一切の切れ味を捨てた打撃のみの単撃切演武、「剛」を放つ。
その攻撃に「奴」は吹き飛ばされ、大地を滑っていく。



「ぐっ・・・・っはぁ!!!い〜い、一撃。だが、今の俺には効かない!!!!」

「終わりなんて言ってないぜ?・・・・鎌鼬切演武、四季早々、春・花吹雪」

ブズァ!!!!


「奴」を斬撃が覆い切り刻んで

「さらに・・・・土惺竜!!!!」

ゴバッ!!!!


更には、竜の形をとった大地が、花吹雪の終わったばかりの「奴」に向かい突っ込んでいく。
この連続攻撃。


しかし

「はっはぁ!!!」


《Advent》


ドラブラッガーが現れ、土惺竜を阻止する。
真正面から砕かれた土惺竜に、蒔風が唖然としてぼやいた。


「土惺竜を阻止するとか本来ならあり得ないだろ・・・・」

「それが俺様クオリティー」

「じゃあ、その品質・・・確かめようか!!!」


蒔風が「奴」に向かう。
さらに龍騎が蒔風の後ろから駆け寄った。



ブンッ!!!!

蒔風と「奴」の拳がクロスし、お互いに反対の手で受け止める。
そして同時に離し、凄まじい早さでの攻防が始まった。

蒔風が突き、受け、突き、蹴り、殴り、掴み、投げ返され、体をひねり、着地し、関節を決めようとし、外され、蹴られ、身を返し、体制を即座に取り直し、殴り殴り殴る!!!!!



「おおおお!!!三滅星!!!」

ダゴンダゴンダゴン!!!!!

蒔風の渾身のパンチ、打滅星を三連続で放つ。
それに「奴」はよろめき、蒔風が背後にまわり「奴」をがんじがらめにする。




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