第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
龍騎 〜願いのカード〜
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スの頭部を模したメタルホーンを変えにつき出したまま、メタルギラスの肩に足をのせ相手に向かって突き出すように立つ。
そしてメタルギラスが猛スピードで突進し、相手を貫く、ヘビープレッシャーがナイトに迫る。
《Final Vent》
ナイトもファイナルベントを発動させる。
ダークレイダーがバイクに変形し、そのまま、風をまとって相手に突っ込む。
両者が正面からぶつかりあった。
爆発が起き、反対側にナイトがダークレイダーに乗り駆け抜ける。
王蛇の姿はない。
しかし
《Final Vent》
「なにっ!!??」
ナイトと王蛇の攻撃は、どちらもファイナルベントだった。
しかし、本来ならばサバイブで強化変身したナイトの方が上回っていたはずなのだ。
そう、本来ならば。
今の王蛇は、サバイブの強化変身すらも凌駕する、ということ。
しかも、更に別のファイナルベントを装填するだけの余裕すらある。
エイ型のモンスター・エビルダイバーを召喚していたのか、それに乗り、ふたたび突貫してくる。
そして王蛇のハイドべノンがナイトに炸裂する!!
しかしタッチの差でゾルダがとっさにナイトに向かって砲撃し、ナイトの体がズレる。
「ぬああああああああああ!!!!!」
ナイトの身体が砲撃の衝撃でずれ、王蛇の直撃は免れたが、それでも十分な威力を誇り、サバイブが解け、通常のナイトに戻ってしまう。
「は、もっと楽しもぉか・・・・・」
王蛇が一枚のカードを掲げる。
「な、そのカードは・・・・」
「隙だらけなんだよ・・・おかげで最高に楽しくなりそうだ!!!」
ナイトのサバイブが解けたのは、ファイナルベントを立て続けに食らってしまっただけではない。
王蛇はハイドべノンの瞬間に、ナイトのダークバイザーツバイを破壊し、サバイブ-疾風-のカードをかっぱらっていた。
そして最悪の事態になってしまう。
《SURVIVE》
王蛇がカードを使う。
その身を風が覆い、サバイブに強化変身する。
その肩周りからは牙が生え、胸元は大きく前に膨れ上がり、左腕がコブラの首の形の手甲とほぼ一体化したバイザーとなっていた。
「はぁぁぁぁぁぁ・・・最高だ・・・・」
「最悪だよ」
「くっ、しまった・・・・」
ナイトとゾルダが戦慄する。
王蛇サバイブが二人にグリン、と首をまわし獲物を見据える。
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