第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
龍騎 〜復活の狂戦士〜
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三人が変身し龍騎、ナイト、ゾルダのライダーが揃う。
「ふっ」
「はっ」
「っしゃあ!」
三人がミラーワールドに飛び込み、蒔風もあとに続く。
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モンスターの気配を追い、ミラーワールド内の廃工場にたどり着いた。
そこには人影がユラ〜っと立っていて、こちらを見据えていた。
その顔は仮面で覆われ、表情は確認できないが、その視線には確実に殺気が含まれている。
そしてその姿が明らかになると三人は驚愕するしかなくなってしまった。
「「「!!」」」
「?どうしたんだ?あれは・・・ライダーか?」
そう、ライダーだ。
紫を基調としたカラーで、契約モンスターの形状であるコブラを模したライダーがそこにいた。
何人ものライダーを葬った男が、そこにいた。
「王蛇・・・・だと?」
「貴様、まさか・・・」
「浅倉ぁ!!」
「はぁぁぁあ・・・北岡ぁ、てめぇとの決着をつけてやる・・・」
浅倉 威
かつて仮面ライダー王蛇として戦った男。
しかし願いなどなく、ただ戦いを楽しむために戦った、戦闘狂。
その凶暴性は留まることを知らず、放火、殺人、強盗と、その犯罪歴を挙げればきりがない。
家族すらも自ら放った炎で殺している。
しかもその理由が「イライラしていたから」といい、蓮や北岡に「人間じゃない」と言わしめた男。
その罪は北岡すらも無罪に出来なかった。
浅倉はそのことで北岡に逆恨みをしており、それ以来ライダーということもあり、執念深く襲ってきたnodaga
。
「なぜだ・・・何故浅倉にライダーの力と記憶が戻っている!?」
「はっ、わけのわからん奴がイラつきを消す方法があるとかなんとか言ってな・・・だがそんなことはどうでもいい!北岡と・・・あと戦いをなくしやがった秋山とか言う貴様をぶっ殺す・・・・戦え・・・・戦え!!」
《Sword Vent》
王蛇が杖状の召喚機、ベノバイザーにカードをベントインし、コブラ型の契約モンスター・ベノスネーカーの尾を模した黄金の突撃剣・ベノサーベルを振り回し走ってくる。
「おらぁ!!!」
「クソっ!!」
「チッ!!」
《Sword Vent》
《Shoot Vent》
ナイトがソードベントで剣を、ゾルダがシュートベントでキャノンを取り出し、応戦する。
「くっ!!連!!北岡!!」
「城戸さん!!俺たちも・・・・」
「お前らはこっちだ」
カツン、カツン、カツン・・・・
黒い影が現れた。
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