第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
龍騎 〜蘇る記憶〜
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ダーを爆発と共に消し去った。
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戦いが終わり、ミラーワールドから出てきた三人。
「城戸・・・・お前・・・」
「蓮。オレ、全部思い出したよ」
「何故だ・・・何故記憶が戻った?」
「世界が必要だと判断したんだろう」
「世界が?」
「「奴」という存在に立ち向かうために、失われた力と記憶を戻した、ってとこか」
「うん、そうみたいなんだ。蒔風のことは記憶が戻った時に知った・・・にしても蓮」
「なんだ」
「あんな風にライダーバトルを終わらせるなんて、オレは思い付かなかった。ありがとうな。おかげでオレも・・・」
「ふん、オレは恵理が一番喜ぶ結末にしただけだ。お前らのことは、ついでだ」
「そうかよ」
「で、早速だが・・・」
「あ、待ってくれ蒔風。どうやらもう一人記憶と力が戻った人がいるみたいなんだ」
「なんとまぁ。誰ですかい?」
「城戸・・・まさか・・・」
「あぁ。多分蓮が思い出してる人と一緒だと思う」
「その人は?」
「北岡秀一。弁護士だ」
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「ち、ナイトの対策はしていたが、やはりというかなんというか・・・・やはり世界が力を戻したか・・・・」
街角で「奴」がつぶやく。
「ふん、だったらこっちも考えがある・・・・」
そうして「奴」が歩き出した。
向かう先にはチンピラが五、六人。裏路地でうめきながら倒れていた。
そして男が一人立っている。
「なんだ貴様は・・・・オレをイライラさせるな・・・・」
「奴」が笑う。
記憶を戻せるのは、なにも世界だけじゃないんだぜ?
to be continued
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