第48話
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違う世界の人だよ。」
「ハアッ!?」
「うふふ、この様子だと他にも異世界の人達がゼムリア大陸にいる可能性はあるでしょうね。後何人の異世界の人達がこのゼムリア大陸にいるのかしらね?」
「一体このゼムリア大陸に何が起こっているのでしょう……?」
ソフィの答えを聞いたルークは声を上げ、レンは小悪魔な笑みを浮かべ、クローゼは不安そうな表情をし
(おい、そういう不思議現象は教会の専門だろ?何かわかんねえのか?)
(幾ら何でも、そんな滅茶苦茶な話、わかる訳ないでしょう!?)
小声でフレンに尋ねられたアーシアは疲れた表情で答えた。
「ああもう……頭が混乱しそうな話ね……とりあえずその話は置いて……―――ソフィ、ヨシュアはどこにいるの!?今、何をしているの!?短期間だけどヨシュアと一緒に行動していたのよね!?ヨシュアに何も教えてもらっていないの!?」
「―――ヨシュアが今どこにいるかは私もわからない……でも、ヨシュアは私達と別れた後もジョゼット達と一緒に行動しているはずだよ。」
「え―――――」
「”ジョゼット”って……もしかしてあの空賊達――――”カプア一家”の事!?」
ソフィの答えを聞いたエステルは呆け、シェラザードは驚きの表情で訊ねた。
「”カプア一家”……?あ、そう言えばジョゼットやキール、ドルンのファミリーネームは”カプア”だったよ。」
「間違いなくあの空賊達だな……」
首を傾げて呟いたソフィの答えを聞いたアガットは目を細め
「ほほう?という事はもしかしてヨシュア君は空賊達と共にミュラーが受け取りにいった空賊艇を奪ったのかな?」
「あ………」
そしてオリビエの質問を聞いたクローゼは不安そうな表情をした。
「多分そうだと思う。ヨシュアは”身喰らう蛇”の拠点に潜入する為にジョゼット達の協力が必要って言っていたから。」
「おいおい……って事はヨシュアの奴は俺達が探している”身喰らう蛇”の拠点の場所を知っているのかよ!?」
「ヨシュアは元”執行者”だという話だからな………アジトの一つや二つ、知っていてもおかしくないな。」
ソフィの説明を聞いたアガットは信じられない表情をし、ジンは真剣な表情で呟き
「ヨシュア………」
エステルは心配そうな表情をしていた。
「―――それより気になるのは”空賊艇を奪う必要がある事”ね。飛行艇が必要という事は”身喰らう蛇”の拠点はもしかして空にあるのかしら?」
「空の拠点―――――戦艦、もしくは空中基地か。」
「確かにそれなら拠点になりそうだな……」
レンの推測を聞いて推理したバダックの話を聞いたルークは納得した様子で頷き
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