第46話
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能力を上昇させるアーツをエステルに集中して放ち
「いっくわよ〜!散沙雨!まだまだー!秋沙雨!!」
アーツによって大幅に身体能力が強化されたエステルは休む事なく怒涛の突きを放ち、ソフィは一撃一撃を見切って回避し
「とらえた!」
「あうっ!?」
連続攻撃の間の僅かな隙を見つけると瞬時に反撃を叩き込んでエステルをふっ飛ばした。
「お、お姉ちゃん!?」
「ハハ、遊撃士協会の精鋭達を圧倒するなんて冗談抜きでレン君をも超えるとんでもないリトルレディだね……」
「……っ!オリビエさん、ティータちゃん!私達もエステルさんに加勢しましょう!彼女には敵わないでしょうけど、それでも僅かな間でもエステルさんの助けになれるはずです……!」
カウンター態勢に入るソフィのクラフト―――リペラチャージによって攻撃を中断されたエステルの敗北が濃厚になりかけている事を察したクローゼがティータとオリビエにエステルに加勢するように促したその時
「―――いや、それには及ばない。」
「え……!?」
クローゼ達の背後から青年の声が聞こえると同時に青年は神速の速さでソフィに奇襲した!
「爪竜斬光剣!!」
「っ!?」
青年の奇襲によってダメージを受けたソフィは驚き
「へ!?」
突然の出来事にエステルは呆けた声をあげた。するとソフィに奇襲をした金髪の青年がエステルの傍まで跳躍してエステルと肩を並べて細剣を構えた。
「私も加勢させてもらうよ、エステル。」
「へ!?な、何であたしの名前を……というか貴方、誰??」
「話は後だ。ソフィ……と言ったね。途中参戦になるが構わないかい?」
自分の登場にエステルが戸惑っている中青年はソフィを見つめて訊ねた。
「……貴方もエステル達の”仲間”なの?」
「ああ。まあ、これから彼女達の仲間になる予定だけどね。」
「別にいいよ。それじゃあ続けるよ。」
そして金髪の青年を加えたエステルはソフィとの戦闘を再開した!
「輝け!穿光!!」
「「!!」」
空中へと跳躍して全身から解き放ったソフィの光子レーザーを二人は左右に散開して回避し
「烈空刃!!」
攻撃を回避した青年はソフィの着地地点に剣撃と共に無数の真空波を発生させ
「あうっ!?」
それを受けてしまったソフィは怯んだ。
「鳳凰天駆!!」
「舞え!紅蓮の翼!!」
その隙を逃さないエステルと青年はそれぞれ跳躍して鳳凰をかたどった炎を纏って上空からソフィに襲い掛かり
「好きにはさせない!」
ソフィは光子による結界――――光護陣を展開して二人
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