第45話
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怠らず、彼女の見た目に油断しないで挑んで下さい。」
「うん、わかっているわ。」
ソフィに続くようにエルナンに伝えたエステル達もギルドから去って行った。
「―――ソフィ・ラントですか。一体何者なのでしょう……?”執行者”をも軽く越える腕前なら、噂になってもおかしくないのですが………」
エステル達が去るとエルナンは真剣な表情で呟いた後資料を出して調べ始めた。そしてエルナンが資料で調べているとギルドの出入り口が開く音がし、音を聞いたエルナンが資料を調べるのを中断して出入り口に視線を向けるとそこには見覚えのある男性が金髪の青年と共にいた。
「久しぶりだな、エルナン。」
「バダックさん。ようやく到着されたのですね。」
「ああ。前の仕事が少々長引いたせいで、合流が遅くなった。それで状況は一体どうなっている?」
「はい、実は………」
そしてエルナンは男性―――バダックに事情を説明し始めた。
〜グランセル〜
一方装備等を整えたエステル達が王都の入口で待つソフィに話しかけるとソフィは歩き始め、エステル達はついて行き始め、そこに偶然遊撃士協会の支部に入ろうとした金髪の青年がエステル達に気づいた。
「あの女学生は……クローディア?という事は彼女達が……一体彼女達はどこに向かうんだ?」
エステル達の中にいるクローゼに気づいた青年は目を丸くした後エステル達の後を追った。その後模擬戦にちょうどいい場所に到着するとエステル達はソフィと対峙した。
〜キルシェ通り〜
「私か貴女達全員が戦闘不能になれば模擬戦は終わり。勿論アイテムやアーツ、技や術で味方の傷や戦闘不能を回復することもあり。それでいい?」
「ええ。」
ソフィの確認の言葉に棒を構えたエステルは頷き
「気を付けて、エステル!”執行者”相手に圧勝したバルバトスという男を撃退できたという事は少なくてもあのロランス少尉すらも比べものにならないぐらいの桁違いの強さよ!見た目に誤魔化されないように、注意しなさい!」
「へっ、あの赤ヘルム野郎にリベンジする前の準備運動としてちょうどいい相手だ……!」
「俺の”泰斗”の拳……どこまで通じるか確かめさせてもらうぞ!」
「どんな強敵だろうと、絶対に勝って見せるぜ……!」
(あの娘……本当に何者!?感じる”気配”が少しおかしいわ……!)
シェラザード達が武器を構えてソフィを睨んでいる中、アーシアは戸惑いの表情でソフィを見つめていた。
「が、がんばって、みんな〜!」
「エイドスよ……どうかエステルさんに勝利のご加護を……!」
離れた場所で観戦するティータは応援し、クローゼは強く
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