第56話
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
膜は黒装束の男の攻撃を跳ね返した!
「何!?」
跳ね返った衝撃で両手をあげられた黒装束の男は驚いた。
「そこだ……朧!」
「ぐっ!?」
隙を逃さず狙ったヨシュアのクラフトに男は呻いた。そこをさらに次の魔術の詠唱を終えたパズモが魔術を放った!
(……光よ、集え!光霞!)
「ぐわぁっ!?」
パズモの魔術を喰らってしまった男は悲鳴をあげた。
「超・ねこ、パ〜ンチ!」
「ぐはっ!?」
そこにペルルの攻撃が当たり、男はペルルの攻撃を受けて後退した。そこに詠唱を終えたエステルの魔術が男に襲いかかった!
「……大地の力よ、我が仇名す者の力を我の元に……!地脈の吸収!!」
エステルが放った地の魔術は男の足元から木の根が生えて、男の体中に巻き付いた。
「な、なんだこれは……!くそ、放せ……!」
巻きついた木の根に男は驚き木の根を振り払おうともがいたが、木の根はピクリとも動かずそして木の根全てが光った!
「ぐわああああ……!ち、力が……!」
木の根に男の力が吸い取られ、吸い取られた男はその場で膝をついて立ち上がらなくなり、役目を終えた木の根は光の玉となってエステルの身体に入り、今までの戦いで傷ついたエステルの傷を癒した。
「へ〜……攻撃と同時に回復もできるなんて、これは使えるわね……!さて、あっちは終わったかな……?」
新しく使った魔術の効果にエステルは両方の拳を見た後、握りしめて勝利の喜びを噛みしめた後残りの一人と戦っているアガット、クロ―ゼ、マーリオンを見た。
「おらっ!」
「くっ……」
アガットの豪快でありながら狙いが正確な攻撃に黒装束の男は必死に避けていた。
「せいっ!」
「……っつ!?」
そこにクロ―ゼのレイピアによる突きの攻撃が男の脇腹を掠った。
「くっ……調子に乗るなっ!」
一端後ろに跳んで後退した男は武器を構え、突進して来た。
「させません……!水よ……行け……!」
「ぐわぁっ!?」
しかし、マーリオンが放った水の魔術――連続水弾をまともに受けてしまったため、のけ反ってしまい動きが止まった。
「……水流よ、吹きあがれ!……ブルーインパクト!」
「なぁっ!?」
そこにクロ―ゼのアーツが放たれ、アーツによって起こされた水流が男の足元から吹きあがって、男を宙に舞わせた。
「出でよ……荒ぶる水……!溺水……!」
「なっ……!ガハッ!?」
さらにマーリオンが放った魔術は宙に舞っている男の真上から滝のような大量の水が発生し、男を地面に叩きつけた!
「そこだぁ!ドラグナーエッジ!!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ