ハイスクールD×D 歩き始めた男
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号からZXまでの力をすべて搭載したライダーに、仮面がマゼンタ色の1号、プロト・ディケイドに変身する。
「な、なんだそれは!?何かの神器の禁手化!?」
修復にライダーパワーを回してしまったために技は使えて3発。長時間の戦闘も推奨されない。そして敵は空を飛んでいる。導き出す答えはこれしかない。
「ライダーパワー、全開!!きりもみシュート!!」
両手を伸ばして上半身を大きく捻り、反動をつけて逆側に一気に捻り、竜巻を起す。竜巻に煽られて敵が竜巻の中央に集まる。オレは残っている右足にライダーパワーを集中させる。右足で飛び上がると同時に捻りを加えて、右足をドリルの先端に見立て燃え上がる。
「ライダー穿孔火柱キィィィック!!」
4人が魔方陣らしきものを出して防ごうとしていたが、それらも全て蹴り貫く。後に残ったのはバラバラに燃え上がる肉片だけとなる。着地すると同時に全てのライダーパワーを使い切った影響で変身が解ける。右足が若干動かしにくいが、ライダーパワー不足で不完全な火柱キックのおかげでこの程度で済んだと見るべきだな。
「やれやれ、悪はどこにでも存在するんだな。なら、そいつらから人々を守ろう。それが仮面ライダーだからな」
離れているトルネードを呼び戻しながら、オレは歩き始める。これがオレの仮面ライダーとして歩み始めた最初の一歩だ。
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