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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第47話
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…」

「………………」

アリサの様子を見たプリネは苦笑しながら諌め、エマは真剣な表情でミルモを見つめていた。



「フフ……よき友に恵まれたようだな。」

その時民族服を着た男性と女性がガイウスに近づいてきた。

「父さん、母さん。ただいま戻りました。」

「ふふ、お帰りなさい。―――皆さんも初めまして。ガイウスの母、ファトマです。」

「お、お母さんっ!?」

「ぜ、全然見えませんね……」

ガイウスの母―――ファトマの見た目があまりにも若い事にアリサとエマは驚き

「そうですか?私は普通に見えますが……」

(両親どころか親戚のほとんどの見た目が若いけど、実際は凄く年を取っている人達を家族に持つプリネさんしかありませんよ、その感覚は……)

首を傾げているプリネをリィンは苦笑しながら見つめていた。



「ふふっ、お上手ね。」

エマの褒め言葉を聞いたファトマは微笑みながらリィン達を見つめた。

「―――ガイウスの父、ラカン・ウォーゼルだ。よろしく頼む、士官学院の諸君。」

「はい、こちらこそ。」

「よろしくお願いする。」

「さて、客人用の住居を離れに用意しておいた。積もる話もあるだろうがひとまず荷物を置くといい。じきに日も暮れる……我が家で夕餉にしよう。」

その後ラカンに用意してもらった住居に荷物を置いたリィン達はウォーゼル家の好意によって夕食をご馳走になり始めた。
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