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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第47話
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「えっと、初めまして。ガイウスあんちゃんの……じゃなくて、ガイウスの弟のトーマっていいます。こちらは妹のシーダとリリ。」
「は、初めまして……」
「あんちゃんのお友達〜?」
ガイウスの説明を聞いたトーマは妹達と共に自己紹介をし、リィン達を見つめた。
「はは……初めまして、リィンだ。」
「アリサよ、よろしくね。」
「エマです。ふふっ、みんな可愛いですね。」
「プリネです、よろしくお願いしますね。」
「ユーシスだ、よろしく頼む。」
「うわ〜……帝国のヒトって感じだなぁ。」
リィン達が自己紹介をするとトーマは興味ありげな表情でリィン達を見回し
「あれ?お姉ちゃん、耳、私達より長くない??」
「リリ、失礼よ。」
プリネの耳に気付いて目を丸くした幼い少女―――リリの言葉を聞いた少女―――シーダはリリを責めた。
「フフ、気にしないで下さい。私は人間ではなく”闇夜の眷属”ですからこの耳が珍しく見えるのも仕方ありません。」
「え……そ、それって……」
「もしかして噂の異世界の種族ですか……?」
「ええ、そうよ。異世界には色んな種族がいるわよ?―――例えばこの子もその一人よ。――――ミルモ!!」
プリネの説明を聞いて目を丸くしているトーマとシーダの言葉に頷いたアリサはミルモを自分の傍に召喚した。
「わぁ〜!可愛い〜!」
ミルモを見たリリは目を輝かせ
「え、えっとその妖精みたいな人ってもしかして……」
「精霊様ですか!?」
トーマとシーダは驚きの表情でミルモを見つめた。
「ええ、その精霊よ。でもこの子はゼムリア大陸に住んでいる精霊じゃなくて、異世界に住んでいる精霊だけどね。」
「…………♪」
アリサの肩に止まっているミルモはアリサに頭を撫でられ、気持ちよさそうな表情をしていた。
「わぁ〜、お姉ちゃん、セーレイさまと仲良しなんだ〜!」
「凄い人とお友達になったんだね、ガイウスお兄ちゃん……」
「えへへ、さすがあんちゃんだよ。」
アリサとミルモの仲の良さを見たリリははしゃぎ、シードは驚きの表情で嬉しそうな表情をしているトーマと共にガイウスを見つめた。
「ああ、アリサには素晴らしき風の導きがあったな。」
「フッ、クラスメイトが精霊に好かれる変わり者と知った時は少々驚いたがな。」
「何よ?文句でもあるの?」
(俺なんか魔神に何故か好かれているんだが……)
口元に笑みを浮かべたユーシスの言葉を聞いたアリサはジト目でアリサを睨み、リィンは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「まあまあ…
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