第43話
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ユリアとルークは頷いた後エステルやレンと共にオルグイユに向かった。
「ヴァリアブルトリガー!ミスティアーク!アクロバレット!!」
そしてレンは銃のクラフトを連携して次々と攻撃をオルグイユに命中させ
「うふふ、まともに的も当てられないのかしら?オバサン!」
小悪魔な笑みを浮かべて大声で挑発した。するとレンの挑発に答えるかのようにオルグイユは砲口をレンに向けて銃撃を放ったが
「―――粋護陣!!」
レンは闘気による結界を展開して襲い掛かる銃撃を防御していた。
「闘気の回復はオレに任せとき!ほれっ!!」
「あたしも手伝うわ!それっ!!」
そしてケビンは後方から自らの法力を犠牲にして味方の闘気を回復する矢―――サクリファイスアローを、シェラザードは失った闘気を回復すると共に筋力を一時的に上げる特殊なタロットカード――――チャージカードを投擲してレンに命中させ、結界を展開するレンの闘気を回復した。
「―――光よ!フォトン!!」
詠唱を終えたカリンは砲口に光の爆発を起こさせた!すると銃撃を放ち続けている砲口は光の爆発に誘爆して大きく揺れ、砲口から煙が上がった。
「翔舞煌爆破!!」
そこに跳躍したエステルが棒を砲口に叩きつけて衝撃波を発生させ
「ルナティックスティング!!」
エステルと共に跳躍したユリアは剣で魔法陣を描いた後光の槍を発生させて砲口に命中させ
「―――大雪斬!!」
剣に闘気を纏わせたルークが跳躍して剣を砲口に叩きつけると砲口は真っ二つに折れて使い物にならなくなった!
主力である砲撃が使えなくなった事に焦ったのかオルグイユは車輪がついている所から火炎放射を放ったがルーク達は軽やかにバックステップして回避し
「これで止めよっ!ラグナブラスト!!」
オーブメントの駆動を終えたレンが極太の雷をオルグイユに命中させると雷にショートしたのかオルグイユは煙を上げて停止した!
「や、やった……!?」
「ああ……。完全に足止めできたようだ。」
「うふふ、後はあのオバサン達を制圧するだけね。」
煙を上げて沈黙しているオルグイユを見てエステルとユリアは安堵の溜息を吐き、レンは小悪魔な笑みを浮かべた。
「くっ……やってくれたわね……」
その時カノーネがハッチから忌々しい表情でルーク達を睨んだ。
「カノーネ、お前の負けだ。今度こそ潔く投降してくれ。」
「ふざけるなッ!こんな事で閣下の解放を諦められるものですかッ!」
ユリアに降伏勧告にカノーネは声を荒げて否定し、オルグイユから出て来て、カノーネに続くように特務兵達も出て来た。
「ユリア!遊撃士ども
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